令和7年度特色入試入学者選抜方法における変更について
法学部は特色入試を学校推薦型選抜に変更します
令和7年度より、試験実施方式として後期日程を廃止し、学校推薦型選抜を実施します。これまでの一般選抜(旧一般入試)や特色入試では京都大学法学部を受験しなかったであろう生徒層にも受験機会を設けて、多様な人材確保につなげることを目指し、なるべく多数の高校からの受験を促すため、特色入試の仕組みを学校推薦型選抜に変更します。
学校推薦型選抜で求める人物像
現在の社会では、従来の認識枠組みでは十分に検討できない多様な課題が発生し、一国家だけでは対応できない課題が進行しています。こうした課題に対応するには、社会の多様性を反映した様々なバックグラウンドを持つ学生が必要だと考えています。解決すべき課題を様々な事象から言語化する能力を持ち、国境の壁、言語の壁、ジェンダーの壁にとらわれることなく、様々な見解・価値観を持つ他者との対話・協働を通じて、広い視野から国家や社会のあり方を深く考え、法政策の提言や実践によって課題解決に取り組もうとする生徒の受験を望んでいます。
そこで、次のような資質のある人材を広く全国から求めています。
- グローバルな視野から国家・社会に関する事象に強い関心を持ち、このような事象を本質から理解しようとする知的探究心を有し、かつ、グローバルに活躍するにあたって必須となる英語の基本的な四技能をバランスよく身につけていること
- 人々が協働し、共に生きる社会の実現を志す倫理性と責任感を持ち、未だ答えのない課題等を自ら見いだし、文献や資料等を調査して、徹底して考え抜こうとする自学自習の姿勢を有していること