教授

安田 拓人

YASUDA, Takuto

LAST UPDATE : 2021.06.08

主要研究テーマ

  • これまでの研究の中心は、責任能力の本質およびその判断基準の理論的解明、量刑論の基礎理論的研究、さらには、心神喪失者等医療観察法に関する法的問題点の検討にあった。
  • 2021年度からは、法学教室誌上への連載を契機として、刑法総論の諸問題を基礎にある考え方に遡って再検証し、新たな方向性を提示する作業を試みている。

学歴・学位

 
京都大学法学部卒業
 
同大学院法学研究科修士課程修了
 
同大学院法学研究科博士後期課程中退
 
博士(法学)

職歴

1997年-2001年
金沢大学法学部助教授
2001年-2007年
大阪大学大学院法学研究科助教授
2007年-2008年
大阪大学大学院法学研究科准教授
2008年
現職

主要研究業績

著書

2006年度
  • 刑事責任能力の本質とその判断 
2015年度
  • 安田拓人・島田聡一郎・和田俊憲『ひとりで学ぶ刑法』(有斐閣)共著 
2016年度
  • 塩見淳ほか『ケースブック刑法[第3版]』(有斐閣)分担執筆 
  • 只木誠編『刑法演習ノート―刑法を楽しむ21問―[第2版]』(弘文堂)分担執筆
2017年度
  • 佐久間修ほか『Law Practice刑法[第3版]』(商事法務)共著
2019年度
  • 成瀬幸典ほか編『判例プラクティス刑法Ⅰ総論[第2版]』(信山社)共編著
2020年度
  • 佐久間修編『はじめての刑法学』(三省堂)分担執筆
  • 井田良ほか『刑法事例演習教材[第3版]』(有斐閣)共著
  • 井田良ほか編『刑法演習サブノート210問』(弘文堂)分担執筆
  • 松宮孝明ほか編『新・コンメンタール刑法[第2版]』(日本評論社)分担執筆

論文

2011年度
  • 「法律判断としての責任能力判断の事実的基礎―精神鑑定に求められるもの」町野朔ほか編『岩井宜子先生古稀祝賀論文集』(尚学社)219-237頁 
  • 「責任能力の具体的判断枠組みの理論的検討―司法研究『難解な法律概念と裁判員裁判』を素材として」刑法雑誌51巻2号133~147頁
  • 「他行為可能性と責任」法学教室371号18-22頁 
2012年度
  • 「ドイツにおける『責任能力鑑定に対するミニマム要求』」法と精神医療27号106-124頁
  • 「強盗」法律時報85巻1号39-41頁
2013年度
  • 「裁判員裁判と精神鑑定」研修780号3-14頁
  • 「責任能力論の到達点となお解決されるべき課題について」川端博ほか編『理論刑法学の探究6』(成文堂)1-28頁
  • 「責任能力と精神鑑定をめぐる諸問題」司法研修所論集123号174-203頁
  • 「裁判員裁判と鑑定」井上正仁ほか編『刑事訴訟法の争点』(有斐閣)208-209頁
2014年度
  • 「町野教授の責任能力論について」岩瀬徹ほか編『刑事法・医事法の新たな展開・上巻・町野朔先生古稀記念』(信山社)185-210頁 
  • 「故意と責任能力」刑事法ジャーナル41号68-98頁
2015年度
  • 「故意・責任能力について (特集 裁判員裁判と刑法理論)」刑法雑誌55巻2号333-345頁 
2016年度
  • 「一般予防論の現在と責任論の展望」法律時報88巻7号6-14頁 
  • 「責任能力の意義」法学教室430号14-21頁 
  • 「要保護性ある法益の有責的毀損とその刑法的保護の時間的拡張の可能性について : いわゆる「生前の占有の継続的保護」を中心として」研修821号3-18頁 
  • 「実行行為開始後の責任能力低下について―3つの解決策とその役割分担」井田良ほか編『浅田和茂先生古稀祝賀論文集 [上巻]』321-341頁
2017年度
  • 「同時傷害の特例の存在根拠とその適用範囲について」井田良ほか編『山中敬一先生古稀祝賀論文集 [下巻]』(成文堂)81-98頁
  • 「精神の障害が一定の影響を及ぼした事案における量刑判断のあり方に関する序論的考察」法学論叢182巻1=2=3号160-180頁
  • 「裁判員裁判制度のもとでの責任能力判断および精神鑑定のあり方」司法精神医学13巻1号30-38頁
  • 「措置入院制度の法的問題」精神科臨床サービス17巻3号295-300頁
2020年度
  • 「賄賂罪における『職務に関し』の意義」法学教室477号31-37頁
  • 「特殊詐欺における実行の着手」法律時報92巻12号7-14頁
2021年度
  • 「実行行為と因果関係」法学教室487号91-99頁
  • 「故意と錯誤(1)」法学教室488号103-112頁
  • 「故意と錯誤(2)」法学教室489号129-138頁
  • 「不作為犯」法学教室490号110-118頁(予定)
    • 以下「刑法総論の基礎にあるもの」として計24回連載予定

その他

2015年度
  • 「心神喪失者等医療観察法42条1項3号の同法による医療を行わない旨の決定に対する同法64条2項の抗告の可否(判例研究)」 判例評論678号38-43頁 
  • 「第15章・罰則」山本克己ほか編『新基本法コンメンタール民事再生法』日本評論社)621-637頁 
  • 責任能力の具体的判断(判例研究)」法学教室425号別冊付録判例セレクト2015[1]28頁 
2016年度
  • 「37条 緊急避難」大塚仁ほか編『大コンメンタール刑法[第3版]第2巻』682-715頁 
  • 「自傷行為を阻止するための暴行と正当防衛の成否(判例研究)」法学教室430号148頁 
  • 「傷害致死の事案に関する同時傷害の特例における暴行と傷害の因果関係(判例研究)」法学教室430号150頁
  • 「女性器アート・3Dデータのわいせつ性(判例研究)」法学教室431号144頁
  • 「公務に対する威力業務妨害罪の成否(判例研究)」法学教室433号159頁 
  • 「意図的過剰と防衛の意思(判例研究)」法学教室435号179頁 
  • 「振り込め詐欺における騙されたふり作戦と不能犯との区別(判例研究)」法学教室437号146頁
2017年度
  • 「公務執行妨害罪における公務性・適法性の判断(判例研究)」法学教室439号128頁
  • 「騙されたふり作戦が実行された特殊詐欺への受け子としての承継的関与と共同正犯の成否(判例研究)」法学教室441号126頁
  • 「不作為の死体遺棄罪における犯罪の終了時期(判例研究)」法学教室443号140頁
  • 「JR福知山線脱線事故最高裁決定(判例研究)」法学教室445号151頁
  • 「図利加害目的の判断方法(判例研究)」法学教室447号153頁
  • 「精神の障害が量刑に及ぼす影響(判例研究)」法学教室450号152頁
2018年度
  • 「特殊詐欺において「だまされたふり作戦」が実行された後に,共謀のうえ受け 子として加担した者についての詐欺未遂罪の共同正犯の成否(判例研究)」法学教室451号153頁
  • 「被害者を連れ去る意図がなかった事案における未成年者略取(未遂)罪の成否(判例研究)」法学教室453号141頁
  • 「被告人への妄信状態を利用した殺人の間接正犯の成否(判例研究)」法学教室455号144頁
  • 「強姦・強制わいせつの犯行の様子を隠し撮り・録画したデジタルビデオカセットの犯罪供用物件としての没収の可否(判例研究)」法学教室457号134頁
  • 「被害者を殺害後に姦淫する意思であった場合における(旧)強盗強姦未遂罪の成否(判例研究)」法学教室459号154頁
  • 「危険運転致死傷罪の共同正犯の成否(判例研究)」法学教室461号160頁
2019年度
  • 「被害者が解放後に借金全額を肩代わりして支払う場合における強盗罪の成立に必要な暴行・脅迫の程度(判例研究)」法学教室463号138頁
  • 「輸入する物品が金塊であることの認識がある場合における覚せい剤営利目的輸入罪の故意(判例研究)」法学教室465号134頁
  • 「交番の警察官に対し違法薬物を所持した犯人が逃走を図ったと誤信させて被告人を追跡させる等した行為に偽計業務妨害罪の成立が認められた例(判例研究)」法学教室467号131頁
  • 「準強制性交等罪における抗拒不能の判断」法学教室469号138頁
  • 「内縁関係ある者による不法残留罪の幇助の成否」法学教室471号142頁
  • 「企画の趣旨(特集:精神の障害と責任能力・量刑の判断)」刑法雑誌58巻2号293-295頁
2020年度
  • 「責任能力の認定」佐伯仁志ほか編『刑法判例百選Ⅰ総論[第8版]』72-73頁
  • 「不動産侵奪罪における『占有』の意義」佐伯仁志ほか編『刑法判例百選Ⅱ 各論[第8版]』74-75頁
2021年度
  • 「解離性同一性障害と責任能力の判断」判例評論746号138-146頁

学外での活動

各種学外委員

  • 日本刑法学会・常務理事
  • 法と精神医療学会副理事長
  • 大阪精神医療センター医療観察法外部評価会議委員

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