教授

中西 康

NAKANISHI, Yasushi

LAST UPDATE : 2021.06.09

主要研究テーマ

最近の研究テーマは第1に,研究開始当初からの長期的なテーマである、外国判決の承認と準拠法選択の関係など、渉外的法律関係を規律する各種手法の比較検討である。この関連で,外国で裁判所による決定がない単なる「状況」の承認とよばれる新たな問題や,人権と国際私法の関係にも関心を有して検討している。 第2のテーマはより短中期的なもので,国際民事手続法,とりわけ国際裁判管轄について,当事者の意思の役割とその限界の視点から検討している。 第3に,以上の研究テーマを補完するものとして,国際裁判管轄など,国際私法に関する新たな立法などについてわが国の判例学説を整理して解釈論を展開している。

学歴・学位

京都大学法学部卒
法学士(京都大学)

職歴

京都大学法学部助手
同助教授
2006年
京都大学大学院法学研究科教授

主要研究業績

著書

2018年度
  • 中西康=北澤安紀=横溝大=林貴美『国際私法第2版』(有斐閣,2018)(共著)

論文

2015年度
  • 「準拠法の適用(特集 国際私法を鳥瞰する)」法学教室424号(2016)33-38頁
2016年度
  • 「外国判決を承認する義務?―国際私法に対する人権の影響の一側面」山本克己ほか編『民事手続法の現代的課題と理論的解明』425-445頁(徳田和幸先生古稀祝賀論文集、弘文堂、2017) 
2017年度
  • 「EU競争法違反に基づく損害賠償請求訴訟の国際裁判管轄(EU法判例研究14)」法律時報89巻8号(2017)113-116頁
2018年度
  • 「商品の自由移動―数量制限と同等の効果の措置 カシス・ド・ディジョン事件」中村民雄=須網隆夫編『EU法基本判例集〔第3版〕』(日本評論社、2019)155-160頁
2019年度
  • 「EU市民の同性婚配偶者である第三国国民の派生的居住権(EU法最新動向研究(4))」比較法学53巻3号(2020)101-111頁
2020年度
  • 「渉外離婚をめぐるわが国国際私法の現状と課題」二宮周平編集代表『現代家族法講座 第5巻 国際化と家族』(日本評論社、2021)89-114頁
  • 「EU裁判所Coman事件先決裁定に関する小論―国際私法の観点から―」法学論叢188巻4・5・6号(2021)127-141頁

その他

2016年度
  • 判例評釈「不貞行為に関連してなされた名誉・信用毀損の準拠法」東京地裁平成26年9月5日判決・平成27年度重要判例解説(ジュリスト1492号)302-303頁(2016)
  • 判例評釈「不法行為に関する訴えに係る外国確定判決の承認要件」最高裁平成26年4月24日判決・民商法雑誌152巻2号137-159頁
  • 判例評釈「ロシア連邦の裁判所への国際裁判管轄の合意の有効性及び専属性」東京地裁平成27年3月27日判決・私法判例リマークス54号(2017)146-149頁
2019年度
  • 「外国判決の内容の了知の機会と民訴法118条3号の手続的公序」最高裁平成31年1月18日判決・私法判例リマークス60号(2020)138-141頁

学外での活動

各種学外委員

  • 国際私法学会会員(理事)
  • 国際法学会会員
  • 国際法協会日本支部(International Law Association, Japan Branch)会員
  • 日本EU学会会員
  • 民事訴訟法学会会員
  • 判決プロジェクト研究会(法務省)委員(2016年3月から2020年3月まで)
  • 令和2年司法試験考査委員(2020年9月から2021年3月)

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