教授

愛知 靖之

ECHI, Yasuyuki

LAST UPDATE : 2019.05.08

主要研究テーマ

情報保護と情報利用の調和という見地から、特許権行使の制限法理について、その意義と限界を明らかにすることを主たる研究テーマとしている。具体的には、クレームの「限定解釈」、審査経過禁反言の法理、無効の抗弁、消尽理論、差止請求権の制限などを対象として、それぞれの理論的根拠と判断枠組みについて考察している。

学歴・学位

2001年
京都大学法学部卒
2018年
京都大学博士(法学)

職歴

2001年
京都大学大学院法学研究科助手
2004年
京都大学大学院法学研究科助教授(2007年4月より准教授に改称)
2016年
京都大学大学院法学研究科教授

主要研究業績

著書

2015年度
  • (単著)『特許権行使の制限法理』(商事法務)
2018年度
  • (共著)『知的財産法』(LEGAL QUEST)(有斐閣)

論文

2014年度
  • 「特許法102条2項の適用要件の再検討―ごみ貯蔵機器事件知財高裁大合議判決を契機として―」L&T63号38-48頁
  • 「特許法101条2号・5号の要件論の再検討―実体要件から差止要件へ―」別冊パテント12号45-58頁
  • 「FRAND宣言のされた標準規格必須特許に係る特許権行使-アップル対サムスン知財高裁第合議事件を素材として-」L&T66号1-10頁
2015年度
  • 「審査経過禁反言・出願時同効材と均等論-アメリカ法を参照して-」日本工業所有権法学会年報38号97-113頁
  • 「発明の要旨認定と技術的範囲画定におけるクレーム解釈の手法」中山信弘先生古稀記念論文集『はばたき―21世紀の知的財産法』(弘文堂)272-297頁
  • 「出版物に対する差止請求の制限」上野達弘・西口元編著『出版をめぐる法的課題-その理論と実務』(日本評論社)269-286頁
  • 「特許発明の実施に用いられる物の譲渡と消尽の成否」飯村敏明先生退官記念論文集『現代知的財産法 実務と課題』(発明推進協会)603-620頁
2016年度
  • 「職務発明規程の『不合理』性判断-『実体面』をどこまで考慮することが可能か-」L&T71号1-10頁
  • 「プロダクト・バイ・プロセス・クレームの解釈と有効性-権利範囲の明確化・第三者の予測可能性確保という観点から-」L&T別冊2号64-74頁
  • 「TPP協定に基づく法定損害賠償制度の著作権法への導入と法定損害賠償・追加的(懲罰的)損害賠償を命じた外国判決の承認執行」別冊パテント16号154-166頁
2017年度
  • 「審査・審判・審決取消訴訟・無効の抗弁をめぐる特許法の規範構造と『主張立証責任』」別冊パテント19号126-142頁
2018年度
  • 「複数主体による特許権侵害」小松陽一郎先生古稀記念論文集『特許権侵害紛争の実務』(青林書院)390-404頁
  • 「プロダクト・バイ・プロセス・クレームの解釈と明確性要件」別冊パテント20号33-53頁

その他

2014年度
  • 「適法引用の要件―美術品鑑定証書事件―」旬刊商事法務2035号43-49頁
  • 「無効審決の確定と特許権が有効であることを前提に締結された契約の錯誤無効の成否」新・判例解説Watch14号261-264頁
  • 「(書評)角川歴彦『グーグル、アップルに負けない著作権法』」ビジネス法務14巻6号128-129頁
2015年度
  • 「特許権者と独占的通常実施権者による損害賠償請求」新・判例解説Watch17号281-284頁
  • 「2015年学界回顧 知的財産法」法律時報87巻13号196-206頁〔分担執筆〕
  • 「審決等に対する訴え(特許法63条)」金井重彦・鈴木將文・松嶋隆弘編著『商標法コンメンタール』(LexisNexis)823-831頁
  • 「特許製品の自由流通」法学教室426号25-29頁
2016年度
  • 「私的複製(2)-『その使用する者』〔自炊代行事件:控訴審〕」著作権判例百選[第5版]140-141頁
  • 「侵害の罪(商標法78条・78条の2)」小野昌延・三山峻司編著『新・注解商標法(下巻)』(青林書院)1861-1885頁
  • 「2016年学界回顧 知的財産法」法律時報88巻13号146-153頁〔分担執筆〕
  • 「医薬品の製法発明と均等論」L&T74号75-83頁
2017年度
  • 「出願時同効材と均等論第5要件」新・判例解説Watch21号259-262頁
  • 「先行する製造販売承認と特許権の存続期間延長登録の要件-アバスチン事件-」判例評論702号170-177頁
  • 「訂正の再抗弁における訂正請求・訂正審判請求の要否」新・判例解説Watch20号273-276頁
  • 「欧州単一特許制度 Brexitが握る命運」ビジネス法務17巻8号145-149頁
  • 「抵触関係」小野昌延・小松陽一郎・三山峻司編『商標の法律相談Ⅱ』(青林書院)146-152頁
  • 「2017年学界回顧 知的財産法」法律時報89巻13号147-154頁〔分担執筆〕
  • 「先発・後発医薬品をめぐる特許問題」ジュリスト1516号50-51頁
2018年度
  • 「事実審口頭弁論終結後に訂正審決が確定した旨の主張と紛争解決の不当遅延」L&T80号69-78頁
  • 「商標権の無効の抗弁及び『エマックス抗弁』と不正競争防止法2条1項1号・商標法4条1項10号の周知性」AIPPI63巻9号10-25頁
  • 「データ利活用の促進と企業法務の役割」Business Law Journal130号15頁
  • 「原著作物の二次的著作物に対する保護範囲〔キャンディ・キャンディ事件:上告審〕」著作権判例百選[第6版]100-101頁

学外での活動

各種学外委員

  • 日本工業所有権法学会理事
  • 日本弁理士会中央知的財産研究所研究員
  • 民商法雑誌編集委員

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