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和田 勝行(わだ かつゆき)准教授

現在の研究テーマと最近の活動  現在の主な研究テーマは、将来発生する動産・債権を利用した資金調達取引のあり方を検討することである。企業の事業を構成する資産である動産・債権の担保化は、 従来の不動産担保・個人保証に代わる新たな資金調達方法として近時注目を集めているが、それに伴う新たな法的問題への対応を検討する必要がある。 特に、そのような問題の一つである担保提供者の倒産時における担保の効力につき、担保権者と一般債権者の利益をどのように調整すべきであるかという点に関心をもって 研究を進めている(その部分的な成果が下記の拙著である)。
 また、その他の資金調達方法としての、動産や債権を対象とする流動化・証券化取引にも関心を有している。さらに、古くから存在する理論的問題ではあるが、「将来の」財産の現時点での処分は理論的にいかに根拠づけられるのかという問題も、「将来の」財の取引が発展した現在の状況に照らし、再検討の必要があると考えている。
最近5年間(平成22年4月〜平成27年3月)の研究成果 @著書
●平成25年度
・『将来債権譲渡担保と倒産手続』(有斐閣、2014年)1-194頁

A論文
なし

Bその他
●平成23年度
・判例評釈:最高裁平成22年6月4日判決・法学論叢170巻1号(2011)120-143頁
●平成25年度
・判例解説:最高裁昭和54年3月23日判決・二宮周平=潮見佳男編著『新・判例ハンドブック 親族・相続』(日本評論社、2014)160頁
・判例解説:最高裁平成11年6月11日判決・同161頁
・判例解説:最高裁昭和46年1月26日判決・同162頁
●平成26年度
・判例評釈:最高裁平成21年3月10日判決・民法判例百選T〔第7版〕(有斐閣、2015)202-203頁