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土井 真一(どい まさかず)教授

現在の研究テーマと最近の活動 第1に、司法権の本質と付随的違憲審査制の基本理念について、法の支配の観点から考察し、その成果をまとめる方向で研究を進めている。第2に、憲法の本質およびその妥当の構造について継続的に研究を行っている。この問題については、国家の構造や憲法制定権力論などを中心に、意思と理性、統合と均衡、自由と秩序といった観点から分析を進めている。第3に、立憲主義憲法典における基本的人権保障の意義について、現在研究を行っている。基本的人権の基礎理念としての人間存在の自律性や関係性の問題を検討するとともに、生命、自由及び幸福追求に対する権利などについて考察している。
最近5年間(平成20年4月〜平成25年3月)の研究成果 @著書
●平成20年度
・大村敦志・土井真一編著『法教育のめざすもの−その実践に向けて』(商事法務)
●平成22年度
・佐藤幸治・土井真一編『判例講義憲法T 基本的人権』(悠々社)
・佐藤幸治・土井真一編『判例講義憲法U 基本的人権・統治機構』(悠々社)
●平成25年度
・初宿正典・大石眞編『憲法 Cases and Materials 人権〔第2版〕』(有斐閣)

A論文
●平成20年度
・「人格的自律権に関する覚書」佐藤幸治先生古稀記念論文集『国民主権と法の支配』〔下巻〕155-178頁(成文堂、平成20年)
●平成21年度
・「佐藤教授の人格的自律権論−その意義と射程」法律時報81巻11号75−79頁
・「憲法と安全−新たな行動計画の検討にあたって」警察学論集62巻11号128−151頁
●平成22年度
・「憲法判断の在り方−違憲審査の範囲及び違憲判断の方法を中心に」ジュリスト1400号51−59頁
・「高等学校『現代社会』における法教育−「幸福」「正義」「公正」を考える」自由と正義62号41−46頁(平成23年)
●平成23年度
・「人事行政の公正性―憲法第15条の観点から」人事院月報741号2−5頁
・「法律上の争訟と行政事件訴訟の類型―在外日本国民選挙権訴訟を例として」法学教 室371号79-90頁
・「行政上の義務の司法的執行と法律上の争訟」法学教室374号82-94頁
●平成24年度
・「法の支配と違憲審査制」論究ジュリスト2号160-168頁
・「憲法訴訟の当事者適格論の検討」法学教室384号72-82頁
・「立法行為と国家賠償―2つの最高裁判例を読む」法学教室388号91-101頁

Bその他
●平成20年度
・「法の支配・法治国家」杉原泰雄編『新版・体系憲法辞典』(青林書院)142-147頁
・「個人の尊重と『生きる力』の育成」中等教育資料867号46-47頁
・「法の支配」大石眞・石川健治編『憲法の争点』4-5頁
●平成21年度
・「裁判員制度を憲法的視点から考える」読売クオータリー11号48-59頁
・「憲法と安全−新たな行動計画の検討にあたって」警察学論集62巻11号128-151頁
●平成22年度
・「個人の尊重と『生きる力』」日本教育391号5頁
・「未成年者の模擬選挙と学校教育」私たちの広場314号16-17頁
●平成23年度
・「神社施設の敷地として市有地を無償で提供する行為と政教分離―砂川空知太神社事件」法学教室365号別冊付録判例セレクト2010[1]3頁
・「高等学校『現代社会』における法教育―「幸福」「正義」「公正」を考える」自由と正義62号41-46頁
・「論点講座 公法訴訟 座談会・連載開始にあたって」法学教室368号77-87頁
・「有斐閣法律講演会2011法律学の学び方第3回〔対談〕憲法の学び方:長谷部恭男×土井真一」法学教室375号59-69頁
●平成24年度
・「法科大学院の論点 法科大学院教育の課題と共通的到達目標」法学セミナー689号28-30頁
・「日本国憲法研究座談会13 違憲審査制と最高裁の活性化」論究ジュリスト2号169-192頁
●平成25年度
・「論点講座 公法訴訟 座談会 公法訴訟の可能性(1)」法学教室391号97-110頁
・「論点講座 公法訴訟 座談会 公法訴訟の可能性(2・完)」法学教室392号69-84頁