文字サイズ      

佐藤 団(さとう だん)准教授

現在の研究テーマと最近の活動 中世中・東欧の都市法、とくにマクデブルク都市法について研究している。 近年、マクデブルク法の研究は、 新たにEUに加盟した中・東欧諸国との関係で注目されており、とくにその伝播史について研究が盛んであるが、 同法を支えたマクデブルクの参審人という制度については解明されていない点が多いというのが実情である。その参審人制度の解明が現在の研究テーマである。 マクデブルク法の担い手であった参審人が当時の社会の中で有していた役割、またその後の法学の展開において重要となってくる中部ドイツ地域の諸大学との関係といった点も 考察の対象としている。
こうした考察の基礎となる作業として、関係する地域の文書館等での一次史料の調査とその分析などに現在取り組んでいる。
最近5年間(平成20年4月〜平成25年3月)の研究成果 @著書
なし

A 論文
●平成21年度
・「EU拡大とヨーロッパ都市法研究―ザクセン・マクデブルク法研究を例として」、『法制史研究』59号(2009)、191〜221頁
●平成24年度
・「マクデブルク法研究再考―プロソポグラフィ的検討による参審人団研究試論―」(一)〜(四)・完、『法学論叢』171巻1号(2012)、24〜49頁、171巻2号(2012)、33〜60頁、171巻3号(2012)、27〜52頁、171巻4号(2012)、26〜43頁
・「17世紀中頃のマクデブルク参審人団についての一考察―最後の参審人J・H・ヴァルターの書簡にみる参審人団―」、『法学論叢』172巻4・5・6号(2013)、529〜550頁

Bその他
●平成21年度
・「『学説彙纂』第五〇巻第一章邦訳(一)〜(二)・完」、京都大学ローマ法研究会、『法学論叢』163号6号(2008)、168〜191頁、同165巻1号(2009)、120〜134頁
●平成22年度
・「『学説彙纂』第四三巻第一章邦訳」、京都大学ローマ法研究会、『法学論叢』167号6巻(2010)、110〜123頁
●平成24年度
・「『学説彙纂』第五〇巻第二章・第三章邦訳(一)〜(二)・完」、京都大学ローマ法研究会、『法学論叢』171巻1号(2012)、123〜143頁