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西内 康人(にしうち やすひと)准教授

現在の研究テーマと最近の活動 団体としてくくられる分野で、契約法との比較で現れる特殊性を明らかにすべく研究を行なっている。 とりわけ、一方で、団体も法律行為や契約に基づくとされていながら、他方で、ここで前提とされる当事者の意思通りの効果形成が認められない現象に焦点を当てている。 そして、意思に反するこういった効果が団体で認められる要件や原因の分析を通じて、効果ごとに団体概念の外延を画することを目的としている。 こういった目的意識から、ここ3年間は構成員責任の問題を取り上げて、一定の分野では事業譲受人の責任にも現れる思想を背景として、 締結自由も含めた契約自由の排除が行なわれていることを明らかにした。また、定款の解釈や、組織行為の無効・取消についても、判例評釈を通じて考察を行なった。
最近5年間(平成18年4月〜平成23年3月)の研究成果 @著書
なし

A論文
●平成21年度
・「団体論における契約性の意義と限界―ドイツにおける民法上の組合の構成員責任論を契機として―(一)〜(八・完)」 法学論叢165巻3号〜6号、166巻1号〜3号(以上、2009
年)、166巻4号(2010年)
●平成22年度
・「団体法における契約法の意義と限界」私法73, 168-174