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森川 輝一(もりかわ てるかず)教授

現在の研究テーマと最近の活動 これまでの研究活動では、ハンナ・アーレントの政治思想を思想形成史的に研究することに主眼をおいてきた。 その成果の一端は2010年にまとめることができたが、まだ道半ばであり、さらなる研究が必要であると考えている。 また、アーレントのみならずL・シュトラウスやM・オークショットのような古典的人文知に依拠する思想家の言説が20世紀後半以降の規範的政治理論に 一定の影響を与えてきたことの意味を考察し、 政治(学)という営みを人文知の視座から捉え直すことの現代的意義を明らかにしたいと考えている。
最近5年間(平成20年4月〜平成25年3月)の研究成果 @著書
●平成22年度
『<始まり>のアーレント――「出生」の思想の誕生』(岩波書店、平成22年7月)

A論文
●平成22年度
・『<始まり>のアーレント――「出生」の思想の誕生』、岩波書店、434頁

A 論文
●平成20年度
・「『全体主義の起源』について――五〇年代のアーレント政治思想の展開と転回」、『政治思想研究』8号、風行社、110-139頁
●平成21年度
・「国無き者をめぐって――アンティゴネーと現代政治思想」、『理想』682号、理想社、25-35頁
●平成22年度
・「「物語る」ことをめぐって――デモクラシー時代の「政治と文学」」、『名城法学』60巻・別冊、488-516頁
●平成23年度
・「政治と連帯の間」、齋藤純一編『支える――連帯と再分配の政治学』、風行社、73-101頁
・「アーレントの「活動」概念の解明に向けて――『人間の条件』第二四−二七節の注解」、『聖学院大学総合研究所紀要』50号、13-49頁
●平成24年度
・「途方に暮れる――アーレントのカフカをめぐって」、『理想』690号、理想社、16-28頁