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稻谷 龍彦(いなたに たつひこ)准教授

     
現在のテーマと最近の活動 この二年間は仏米において在外研究に従事し、近代刑事司法制度の直面する現代的課題について、 主としてBecker=Foucault以後の新たな刑事司法制度論を批判的に参照しつつ、学際的アプローチを用いて分析した。 従前から取り組んでいた刑事司法制度におけるプライバシー保護の問題については、論文公刊終了をもって一段落したところではあるが、上述の分析成果を踏まえ、 単著として公刊すべく自省的検討を重ねている。また、上述の分析は、刑事司法制度全体に関係するものであることから、 実体法・手続法・組織法を問わず、広く刑事司法制度に関係する法全般に関し、批判的かつ生産的提言が出来るよう、その適用可能性について鋭意検討し、 刑事司法制度についての基礎理論(刑事学)と、それを実際に構成する実定法理論(刑事法解釈論)との新たな架橋を行うべく創意工夫を重ねている。
最近5年間(平成22年4月〜平成27年3月)の研究成果 @ 著書
●平成26年度
・(共同執筆者)大沢秀介=大林啓吾編『確認憲法用語』

A論文
●平成23年度
・「刑事手続におけるプライバシー保護-熟議による適正手続の実現を目指して(一)・(二)」法学論叢169巻1号1頁・169巻5号1頁
●平成24年度
・「刑事手続におけるプライバシー保護-熟議による適正手続の実現を目指して(三)〜(五)」法学論叢171巻5号26頁・171巻6号1頁・172巻2号1頁
●平成25年度
・「刑事手続におけるプライバシー保護-熟議による適正手続の実現を目指して(六)〜(八)・(完)」法学論叢173巻2号1頁・173巻3号1頁・173巻6号1頁
・「刑事手続におけるプライバシー保護-熟議による適正手続の実現を目指して」刑法雑誌53巻2号228頁