京都大学大学院法学研究科・法学部
 
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  法学部卒業生からのメッセージ

冨岡 亜紀子(2004年卒業)
  住友商事株式会社 法務部 法務部長付



  【職 歴】
  2004年   住友商事株式会社入社 法務部配属
  2008年   法務部 主任
  同年     文書総務部 主任
  2012年    法務部 主任
  同年     ニューヨーク大学ロースクール(LL.M.)留学
  2014年    ニューヨーク州弁護士登録
  同年     法務部 法務部長付


【メッセージ】
 2004年に住友商事に入社し、約10年間、法務業務に携わってきました。初めの約4年半は、金属、生活産業、資源、輸送機などの部門を担当し、 M&Aやジョイントベンチャーの立上げといった案件に関与しました。中でも、2008年に担当した資源開発事業は、私が初めて法務担当者として海外へ出張した案件であり、 今でも思い出に残っています。2008年秋からは、株主総会・取締役会の運営や会社のガバナンス体制の構築に関する業務を担当しました。 世界・日本の経済や企業を取り巻く環境が著しく変化し、企業のガバナンス体制に対する注目が高まる中で、時代に応じた社内体制の構築・ 強化をサポートする業務はダイナミックでやりがいのあるものでした。
 総合商社のビジネスは「カップラーメンから宇宙まで」と言われるほど幅広く、世界中に展開しています。また、総合商社は、その特有のビジネスモデルから、 法務リスクを含むリスクの管理が経営の要といえます。それゆえ、法務組織に求められる業務も高度かつ幅広く、法務の知識もさることながら、 高い問題解決能力とバランス感覚が不可欠です。新しいビジネスを形にするには、案件の個別具体的な事情を勘案しつつ、自分にとって最適で相手にも受け入れられる条件を提案することが 必要であり、これが法務業務の醍醐味でもあります。
 京都大学のみなさんには、自由闊達な学風の中でかかる素養を高め、企業法務の世界で大いに活躍していただきたいと思います。