京都大学大学院法学研究科・法学部
 

  法学部卒業生からのメッセージ

平竹 耕三 (1982年卒業)
    京都市役所 文化市民局長



  【職 歴】
  1982年  京都市役所入庁 西京区役所主税課配属
    〜   総務局文書課法規担当、
        同局人事部給与課長などを経て
  2005年  産業観光局商工部担当部長
        (財団法人京都高度技術研究所事務局長)
  2006年  経済学博士(龍谷大学)
  2007年  文化市民局文化芸術都市推進室長
  2011年  文化市民局文化芸術担当局長
  2013年  文化市民局長


【メッセージ】
 私は京都市に入り、若いころに法規を担当しましたから、法学部で学んだことが生かせる仕事をしました。条例を制定し、裁判の当事者となり、 様々に生起する事象を法的に処理しましたが、目の前にあるのは課題であって、それをどの法律をどう適用して、解決に導くのか、そうした仕事です。 とても刺激的な体験でした。
 法規担当を離れてからも、全国で初めて「つなぎ放題1月6,000円」を実現し、一世を風靡したインターネット・プロバイダーの民間への営業権譲渡を担当しました。 京都高度技術研究所に派遣されていた時です。さらには、いま京都市が進めている京都会館の再整備に当たって、民間企業と50年間の命名権契約を52億5,000万円で締結した事案にも、 最初から関わってきました。
 こうした法律がベースの交渉を担当できるのも、法学部で学んだからであって、4年間に習得できる知識は限られるかも知れませんが、社会で法律を用いて仕事を進める感覚は、 身につくと思います。官民を問わず、法律に明るい人材は、必ず求められていますよ。皆さんのご活躍に大いに期待しています。
 また、実務経験を生かして、経済学博士になりました。社会にあっては学際的な課題が多く、法学や経済学の重なる領域で、土地利用やまちづくりを研究した結果です。 それがまた仕事にも生かせています。意欲さえあれば、多方面に活躍できる地方公務員は、やりがいのある仕事ですから、進路選択の一つに考えてみてください。