京都大学大学院法学研究科・法学部
 

  法学部卒業生からのメッセージ

春田 真(1992年卒業)
   株式会社ディー・エヌ・エー 取締役会長




    【職 歴】
    1992年  株式会社住友銀行入行
    2000年  株式会社ディー・エヌ・エー入社
    同年    取締役
    2008年  常務取締役
    2011年  取締役会長


【メッセージ】
 高校生の間で、法学部離れの現象が起きているとのこと。司法試験制度が改革され、いわゆるロースクール経由での司法試験受験が一般化する中で、 法学部=法曹を目指す人が行くところ、との誤解が広がったのではないかとも推察されるが、京大法学部においても、我々の時代と比べて卒業するのも難しくなったと聞く。
 また、最近の買い手市場と言われる就職状況等鑑みれば、「卒業のために勉強しないといけないし、就職も厳しい。だったらせっかく勉強した法律を活かした仕事をする (法曹目指す)。」との考えから、そうした道を進む人も増えているのかもしれない。
 そもそも、法律を学ぶ意義はどこにあるだろうか。ビジネスの場が契約社会である以上、法律を学ぶことはビジネスマンとしての基本を学ぶことである。ただ、それ以上に大事なことは、法律を学ぶ過程において身に付けるべき論理的思考法や リーガルマインドの習得にあると思う。法律含めた知識そのものよりも、実社会においてはずっと大事なものだろう。法律を正しく学べば、難しく構えることなく、 自然と身に付くはずである。そう考えれば、法学部の学生こそ、実社会での活躍の場が広いのではないかと思うし、事実、多くの法学部の諸先輩方は、 社会において重要な役割を果たしておられる。
 より良い社会のために、そして何より自分のために、しっかり学んで社会で活躍されることを強く願っています。共にがんばりましょう。