本学では、日本法制史、ローマ法、西洋法制史、東洋法史の各科目が講じられています。

往時の法は如何なる特徴を有し、果たして現代日本社会に生きる我々にとっては、どのような違いが見出されるでしょうか。また、日本に詳しくない外国の人々には、どのような淵源を示せば、日本法の姿を理解してもらいやすいでしょうか。

法学部では、こうした疑問に示唆となる専門科目や演習を履修することで、各科目の概要と同時に学界の最先端にも触れ、法史学から日本の法と歴史とを見つめ直すことができます。

法科大学院では、近代日本法をもたらした社会、若しくは近代日本にもたらされた法を再検討し、又はこれとは区別される東洋の法を西洋化された日本法と対比して、法曹にふさわしい国際的教養と比較法の視点とを備えた人材を育成します。

法政理論専攻では、自ら主体的に法史学分野を開拓し深化させる研究者を養成すべく、史料(一次資料)読解操作能力と共に、先行研究(二次文献)を批判的に分析し摂取する能力を涵養します。

関心のある方は研究室をお訪ね下さい。

基礎法学(法史学)佐々木 健

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