概要

京都大学法学部・大学院法学研究科の卒業生、在学生、教員、元教員からなる同窓会組織。

京都大学有信会は、京都大学法学部・大学院法学研究科の卒業生、学生、教員、元教員からなる親睦団体であり、在学生も含んで拡大された京都大学法学部・法学研究科同窓会ともいうべきものです。同会は、1921(大正10)年4月、法学会から分離して別個の組織として発足しました。その名称は儒教の五輪の一つである「朋友有信(朋友に信あり)」からとられたもので、織田萬の命名によります。

1926(大正15)年10月に、本学大ホールおよび京都市公会堂において第一回汎有信会大会を開催。それ以来、戦時期など一時の中断を見たものの、原則として3年ごとに、全会員の集いとして、汎有信会大会を開催してきました。このほか、新入生・卒業生の歓送迎会、旅行・見学などの活動が戦前から続けられてきました。1943(昭和18)年には有信会歌の制定もなり、戦後1954(昭和29)年からは、卒業生をも含めた全会員の交流の絆として、『有信会誌』(年1回)を刊行しました。現在でもこれらの活動は受け継がれており、毎年の有信会誌の発行、新入生歓迎会、教員学生親睦旅行、先輩会員の講演会などの開催のほか、卒業アルバムの製作にも携わっています。

大学をめぐる環境がめまぐるしく変化する昨今の情勢に対応して、大学と卒業生とのつながりをより密にすべく、有信会は平成14年11月10日の汎有信会大会にて、全国組織化しました。その一方、有信会には、東京、近畿、東海、広島、福岡の各支部があり、北海道には連絡所があって、それぞれの支部等においても、定期的に総会が行われています。

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